みなさまこんにちは。 津田です。
私事ではございますが、先月27日、父が永い眠りにつきました。かねてから療養中だったのですが、帰らぬ人となりました。このことに際して授業を2日間休講といたしました。休講になった生徒さんにはご迷惑をおかけしました。後日振替授業を実施します。
親戚方々に父の死を報告差し上げたところ、一様に「何歳で亡くなったの。」と聞かれました。「80歳です。」と答えると、必ず「まだ若いっちゃー。」とみなさんおっしゃいました。私が子どものころは、60歳の男性はかなりの”おじいしゃん”だと感じました。それが今や、80歳で若いと言われてしまします。このことから「人生80年ではないのだな」と感じました。
今や、人生何年なのでしょう。90年?100年?100年以上?
授業で、お子たちに次のように話しました。「人生100年だとすると20歳で社会に出てから80年、人生120年だとすると100年生きなきゃないよ。でも社会に出るまでの準備期間はあと5・6年かしかないよ。自分で行動を選択できる時間は、優先順位を考えて、自分のための時間に使ってほしいな。」
生涯学習の時代だとはいっても、働きながら学ぶのは簡単なことではありません。学校に通っているこの時期に、どんどんと自分を鍛えてほしいと思います。
母が6年前になくなり、もう両親を送りました。ご住職には、”これで一人前になったというんだよ”と言われましたが、あまりうれしくない一人前だなと思いました。
2023年06月10日 16:02