貴重なお話をお聞きしました!

7日はさくら国際高等学校のスクーリングで、女川町へ行ってきました。「総合的な学習の時間」の学習として、女川町でスーパーを経営している「おんまえや」の代表佐藤さんのお話を聞いてきました。佐藤さんのお話は、震災からの復興をどのような心持ち・考え方でやり遂げたのかということと、その考え方を生徒のみなさんにも理解してほしいというものでした。
佐藤さんは29歳の時に被災し、お母様と妹さんを亡くされたそうです。その当時の家族はもちろん、従業員の方々のことも一身に背負い復興に努めました。当時経営していた旅館を避難所として貸しながら移動スーパーを始め、地域に貢献しました。そしてミニスーパーを開業し、現在の「スーパーおんまえや」に至ります。
佐藤さんからのメッセージは、「夢(挑戦する目標)を持ってほしい。そこから壁にぶつかりながら、失敗しながらでも先に進んでいくことが大事だ」というものでした。「夢を追う中で手に入るものがたくさんあると考えてほしい。時間は全ての人に与えられた平等な権利だからどのように使うか考えてほしい。」とも。
さくら国際高等学校の「いつか咲く 思い通りに きっと咲く」のキャッチフレーズにも触れ、「咲き方は生徒一人ひとり違うけれどもきっと咲く」と励ましの言葉もいただきました。
約1時間のお話でしたが、佐藤さんのお話は大変貴重なものでした。生徒のみなさんが今後に生かしてくれることを願ってやみません!!私も大変勉強になりました。
2025年10月10日 14:43